わきが多汗症を根本的な原因から予防させる

汗を掻きやすい季節は特に気になってしまいますよね。
わきがとは、わきの下から出てくる鼻をつくような嫌な臭いで、周りの人達にも不快感を与えてしまいますね。

友人や家族に臭いのことを告げられてはじめて気づく場合もあるそうです。
それでは、そのわきがの原因というのは一体何なのでしょうか？

わきの下には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺と言われている２つの汗腺が存在しています。
通常、わたしたちはエクリン汗腺から、微量の塩分が含まれるサラサラしたほとんど水分の汗をかきます。

これに対して、もう一方のアポクリン汗腺からは、アンモニアやタンパク質といった成分が含まれている粘り気のある分泌物が出ています。
この分泌物から出てきた皮膚表面のアンモニアやタンパク質といった成分が雑菌と混ざる事により、わきが特有の強烈な臭いを発生する仕組みになっています。

つまり、わきがの原因というのは、このアポクリン汗腺といわれている汗腺が活発に働いてしまっていることなのです。
さらに、汗を多くかきやすい人というのは、アポクリン汗腺が活発に活動していないのにも関わらず、わきの下のエクリン汗腺から掻いてしまったほとんど水分の汗が、わきがの臭いを広範囲に広げてしまっているため、わきがだと誤解される場合も時にはあります。

また、通常はわきがのにおいがしない人であっても、肉類や乳製品を多量に摂取してしまうと、皮脂の分泌が過剰となって、アポクリン汗腺からの臭いの原因となりうる脂肪成分の分泌物が増えてしまう可能性があるので、わきがの原因となってしまう臭いを発生する場合もありえます。
まず、あなたのにおいの原因を見つけることが必要であり、それからわきがかどうかの判断をすると良いでしょう。